ABOUT EVENT概要
開催の目的
近年、スマートフォン等の無線デバイスの高速化に加え、IoT(Internet of Things) を代表とする新たな無線デバイスの普及が始まっております。さらに多種多様なサービスやアプリケーションも誕生しており、このような多様化する無線トラヒックを安定的に収容するためには、無線アクセスからネットワークまでを総合的に捉えた無線システムの創出が必要とされております。このような背景から、無線分野を取り巻く様々な分野における研究を横断的に議論する場としてMIKA2018、MIKA2019を開催してきました。MIKA2021 では、通ソに属する複数の研究会に加え、他ソサイエティ(基礎・境界ソサイエティ、NOLTA ソサイエ ティなど)さらには、他学会との連携をさらに強化できる場を横断型研究会として提供します。本会議で議論するテーマとして、無線技術に加え、無線に付随する有線ネットワーク技術や数理分野なども含めた10年先の将来技術を設定し、異分野の研究者同士で無線を共通点とした活発な議論ができる場を目指します。 過去の MIKA で好評を博した、招待講演・チュートリアル講演・ポスター発表を中心とし、テーマを絞った特別セッションも企画しております。本研究会は、全てのセッションを現地およびオンラインのどちらからでも参加可能なハイブリッド型での開催を予定しております。おりましたが、新型コロナウィルス感染症感染拡大防止の観点から、現地参加者の受け入れを中止しました。一部講演者と運営メンバによるハイブリッド研究会のトライアルの実施を検討中です。オンライン参加であってもご満足いただけるよう準備を進めておりますので、ぜひ多くのみなさまにご参加いただけますと幸いです。
開催形態
日程:2021年10月27日(水)~10月29日(金)
会場:沖縄県市町村自治会館 現地での参加者の受け入れを中止しました
開催方法:現地とオンライン参加によるハイブリッド開催
一部講演は、当初予定の現地会場から配信し、ハイブリッド研究会のトライアルを実施します
実行委員長:菊間信良(名古屋工業大学)
基調講演
西森健太郎 氏(新潟大学)
「6G に向けた無線通信の革新的技術について~MIMO, Massive MIMO, ドローン通信,さらにその先へ〜」
特別招待講演
笹瀬 巌 氏(電子情報通信学会会長,慶應義塾大学)
「ニューノーマルに向けた研究活動活性化への取り組み」
立元 慎也 氏 (NTT 情報ネットワーク総合研究所所長)
「IOWN に向けたネットワーク R&D」
中村 元 氏 (KDDI 総合研究所所長)
「先進生活者のニーズに応える先端研究と応用研究について」
柳橋 達也氏(ノキアソリューションズ&ネットワークス 最高技術責任者 (CTO))
「5G による位置情報の高精度化とロボティクス領域への挑戦」
チュートリアル講演
石橋功至氏(電気通信大学)「グラントフリーアクセス技術入門」
津川 翔氏(筑波大学)「ネットワーク分析の基礎と実践」
農林水産 ICT スペシャルセッション
招待講演およびパネルディスカッション
農林水産分野 | 立田 晴記 氏(九大),諏訪 竜一 氏(琉球大),向井 裕美 氏(森林総研), 金子 貴臣 氏(水産庁海洋開発担当,講演者変更の可能性あり) |
通信分野 | 酒井 大雅 氏(NTT アグリテクノロジー代表取締役社長),峰野 博史 氏(静岡大), 山本 圭一 氏 (NTT ドコモ), 平栗 健史 氏(日本工大) |
企画セッション
特別企画セッション
ポスターセッション
企業展示、セミナー など
ハイブリッド オンライン交流会
・MIKA2021 では、オンラインシステム上でで相互に交流できるオンライン交流会を開催します。
・実施の内容については参加者向けに後日ご案内します