革新的無線通信技術に関する横断型研究会専門委員会 MIKA (第三種研究専門委員会)

設立の背景

スマートフォン等の無線デバイスの高速化に加え,IoT (Internet of Things)を代表とする新たな無線デバイスの普及が始まっている.さらに,多種多様なサービスやアプリケーションも誕生しており,このような多様化する無線トラヒックを安定的に収容するためには,無線アクセスからネットワークまでを総合的に捉えた無線システムの創出が必要とされる.

このような背景において,通信ソサイエティ(以降,通ソとする)における多分野の研究者間で,分野横断的な議論・連携を深めるために研究会共催やワークショップなどが精力的に開催されるようになってきた.

そこで,これらの活動を更に促進するために,2018年度には大規模開催の一例として,通ソに属する10研究会 に加え, 他ソサイエティの基礎・境界ソサイエティ(SITA)やNOLTAソサイエティ(CCS)と連携した「Multiple Innovative Kenkyu kai Association for wireless communications 2018(MIKA2018)」が横断型研究会として初めて開催されるに至った.さらに2019年度には,MIKAの継続開催として,通ソに属する10研究会と,基礎・境界ソサイエティ(SITA,RCC,WBS),NOLTAソサイエティ(CCS)の計14の研究会協賛によるMIKA2019が開催された.MIKA2018 およびMIKA2019は,共に200名以上の参加者があり,盛会を納めることができた.

これらのイベントの成功を受けて,分野横断型研究をさらに活性化させ,協賛するすべての研究会が平等な立場で運営する体制を構築するため,第三種研究専門委員会として本委員会を設立する.

委員会の目的

本委員会で議論する研究分野は,無線技術に加え,無線に付随する有線ネットワーク技術や数理分野なども含めた10年先の将来技術を設定し,異分野の研究者同士で無線を共通点とした活発な議論ができる場を提供することを目的とする.

また本研究会は,通ソ内の研究会や信学会のソサイエティ横断に限らず,他学会との学際的な議論と新たな人的交流の場の提供として有意義な機会を提供する場を目指すことを考えている.このような組織運営は,通信ソにおいても新規な領域であることから,分野横断という研究領域の体系化や通信ソ活性化の貢献を指向して,さらなる発展の方向を探ることを目指す.