MIKA2019(第2種研究会:横断型研究会)開催の目的と概要

近年,スマートフォン等の無線デバイスの高速化に加え,IoT(Internet of Things)を代表とする新たな無線デバイスの普及が始まっております.さらに,多種多様なサービスやアプリケーションも誕生しており,このような多様化する無線トラヒックを安定的に収容するためには,無線アクセスからネットワークまでを総合的に捉えた無線システムの創出が必要とされております.
MIKA 2019では,このような背景とMIKA2018(9月26日~28日開催)の経験を踏まえ,更なる革新的な無線通信技術の創出を促すべく,通ソに属する複数の研究会に加え,他ソサイエティ(基礎・境界ソサイエティ,NOLTAソサイエティなど)との連携をさらに強化できる場を横断型研究会として提供します.
本会議で議論するテーマとして,無線技術に加え,無線に付随する有線ネットワーク技術や数理分野なども含めた10年先の将来技術を設定し,異分野の研究者同士で無線を共通点とした活発な議論ができる場を目指します.
第一回目となるMIKA2018で好評を博した,招待講演・チュートリアル講演・ポスター発表を中心とし,MIKA2019ではさらに,テーマを絞った特別セッションも企画しております.
なお,現地参加が困難な方々に対しては,招待講演とチュートリアル講演のインターネットライブ配信を予定しております.

■特別招待講演
・辻 ゆかり 氏(NTT アドバンステクノロジ)
・大槻 知明 氏(慶応大学)

■チュートリアル講演
・和田山 正 氏 (名古屋工業大学)
・小川 恭孝 氏 (北海道大学)
・朔 啓太 氏(九州大学)