革新的無線通信技術に関する横断型研究会
MIKA2018の開催目的

スマートフォン等の無線デバイスの高速化に加え,IoT (Internet of Things)を代表とする新たな無線デバイスの普及が始まっております.さらに,多種多様なサービスやアプリケーションも誕生しており,このような多様化する無線トラヒックを安定的に収容するためには,無線アクセスからネットワークまでを総合的に捉えた無線システムの創出が必要とされております.
MIKA2018では,革新的な無線通信技術の創出を促すべく,電子情報通信学会通信ソサイエティに属する複数の研究会が横断的に連携し,招待講演・チュートリアル講演・ポスターセッションを通じて,活発な議論ができる場を提供します.特に,チュートリアル講演とポスターセッションは,学生および企業の若手研究者の研究力の底上げにつなげます.
また,現地参加が困難な方々に対して,招待講演とチュートリアル講演はインターネットライブ配信(YouTube)を予定しております.

 

■特別招待講演
安達文幸氏(東北大学):高密度周波数再利用を可能にする分散MIMO無線アクセスネットワーク
太郎丸真氏(福岡大学):採録したくなる無線通信の論文とは
中尾彰宏氏(東京大学):Application Specific RAN Slicing and URLLC Edge
長谷川幹雄氏(東京理科大学):量子ニューラルネットワークによる高速最適化と無線通信への応用

■チュートリアル講演
樋口健一氏(東京理科大学):ディジタル無線通信の基礎 – 多元接続やスケジューリングを中心として –
林和則氏(大阪市立大学):通信のための確率推論の基礎
久保亮吾氏(慶応大学):制御工学の基礎と通信システムへの応用

MIKA2018パンフレット